研究開発
耐火物開発
お客さまの声と自社の技術から、新たな価値を創造
現場からの課題(Needs)と自社技術の可能性(Seeds)を起点に、柔軟かつ実践的な研究開発を展開しています。
NGKアドレックの研究開発は、「使用環境に対する課題」や「性能向上へのニーズ」といった現場の声を丁寧に拾い上げるところからスタートします。使用中に起こる熱衝撃による割れや、予期せぬ変形などのトラブルを不具合として片付けるのではなく、原因を突き止め、技術の発展や製品の改良、開発に取り組んできました。長年蓄積してきたNGKアドレックのコア技術を活用しながら、最適な製品をつくり続けるために、技術的な検証と改善を積み重ねていきます。
セラミックス技術 × シミュレーション技術 × 窯技術
NGKアドレックが蓄積してきた3つのコア技術は、耐火物開発の現場で相互に連携し、性能と設計の最適化を実現します。


4つの解析技術が支える、確かな開発判断
4つの視点からの解析・評価を通じて、研究・開発の信頼性を高めています。
組成・成分分析
原材料や製品の化学組成を正確に把握することで、性能変化の原因や最適配合比率を導きます。異物混入や経年劣化の要因特定にも活用されています。
微構造解析
断面観察によって、内部の気孔率やクラックの有無、粒子構造などを詳細に確認。性能の根拠を“目に見える形”で可視化し、最適な製造条件や改善点を導きます。
画像解析
観察画像を定量的に解析し、数値化されたデータを元に検討。属人的な判断に依存しない、再現性の高い評価手法を確立しています。
鉱物組成分析
焼成後の鉱物相(結晶構造や反応生成物)を分析し、材料設計の正当性を裏付けます。熱履歴に応じた構造変化の可視化にも対応可能です。

SEM-ESD分析装置
微構造解析で使用

XRD
鉱物組成分析で使用

画像解析装置
拡大観察で使用
研究開発から生まれた耐火物製品の一部をご紹介

AIRSIC
高気孔・軽量なSi‑SiC焼結体で、省エネや熱交換性に優れる耐火材。薄肉構造でも均熱性が高く、高温用途での耐久性と効率向上に貢献します。

アルミニウム溶湯処理装置
アルミ溶湯中の異物や介在物を効率的に除去し、缶材・箔材などの品質向上と歩留まり改善に寄与する耐火フィルター装置です。

高機能品
用途に応じた特殊仕様耐火物(例:耐熱衝撃・軽量化・高強度品)をラインアップ。ニーズに応じて素材・構造を柔軟に最適化します。